【映画】文豪ストレイドッグス-DEAD APPLE-『面白いけど・・・惜しい！！』
こんばんは_φ(･_･
ず〜〜〜っと楽しみにしてた映画！
『文豪ストレイドッグス-DEAD APPLE-』
ようやく観てまいりました！！
まず僕は、アンチではありません。
が、この映画、面白いけど・・・惜しかったんだ！
いちファンとして、その辺りのことを書いていきます！
1.こんなお話『文豪ストレイドッグス』
原作：朝霧カフカ、作画：春河３５による
月刊ヤングエースにて連載中の漫画。
有名な文豪達の名前を持つキャラクターが、
その文豪にちなんだ作品名の”異能力”と呼ばれる
特殊能力を用いて戦うアクションものです。
僕はまだ漫画は読んでなくて、Amazonプライム・ビデオで
この作品に出会い、アニメしか観ておりません。
若干ネタバレになりますが、
今現時点で、このアニメの好きなところは、
派手な異能力バトルや魅力的なキャラはもちろんだけど、
善悪どっちどもつかないグレーな領域の描き方。
この記事では、映画の感想を書いていきますので
これ以上は触れませんが、”文スト”はじめまして！な方は、
しばらく有料期間が続いていたアマプラで、
３月２３日現在無料で見れます！この機会に是非一気見を！！
アマプラ→映画、そのあとここに戻ってきてね！！
2.文豪ストレイドッグス-DEAD APPLE-の感想（ネタバレ注意）
細かいストーリー等については
他のレビュアーさんにお任せしまっす！
まずは良かったところをサラリと。
・織田作から始まるところ
もう、織田作大好き。ホントかっけぇ。
ジイドとの戦い、太宰さんに
「あと１分早く来いや！！！（怒）」
とキレたwww
・中原中也好きには堪らない（はず）
中也、汚辱で思いっきり喘いでいましたねぇw
僕が観た回では上映後、中也ファン達が大興奮してましたw
さて、もういいでしょう ←
本題に入りましょう。
面白いけど、惜しかったところ！
（逆に、見所って意味でもあります！）
・９０分じゃ語り尽くせないボリューム
短い。内容は本当によかったんだ。
でも、オリジナルで３rdシーズンにするか、
１２０分映画にして欲しかった。
恐らく、文スト初見の方には辛いんじゃないかな？
展開がとても早いし、考えてる間に置いていかれそうに。
では、もっと濃く、丁寧に描いて欲しかったのはどの辺か？
・太宰、ドストエフスキー、澁澤龍彦、化物の共演
すんごいメンツが一堂に会したわけです。
この三人の頭脳戦をもっとしっかり描いて欲しかった。
でも、駆け引きシーンは面白かった！
「誰がいつ裏切るんだ・・・！？」
と手に汗握るシーンでございました！
・ 敦、芥川、鏡花以外は・・・？
時間も短い中で、主役となる次世代の双黒 、
人気キャラの鏡花がどうしても分厚くなるのはわかる。
だけど、あまりに他のキャラに存在感がなくて、、
無理やり登場させた感が強くて、、。
・能力者から飛び出た異能力の違和感
与謝野晶子と福沢諭吉の異能力について。
まず与謝野先生の『君死給勿（きみしにたまふことなかれ）』
これ、かなりの重症じゃないと治癒できない能力ですよね？
なのに、結構さっくりと治癒しちゃってません？
苦労してボッコボコにしたあとに
嘲笑うかのように自己治癒しちゃう、
こんな感じの方が自然だったんじゃないかなぁ？
そして福沢社長の『人上人不造（ひとのうえにひとをつくらず）』
部下の異能力の出力を調整する能力ですが、
飛び出た異能力は、剣の達人”孤剣士銀狼”本人のまんま。
だったらですよ？例えば・・・
飛び出た異能力達の力が『人上人不造』の出力調整のせいで
異常に高くなってしまって！とか、そういう描き方の方が
良かったんじゃないかな？と思いました。
皆さんはどう思われました？？
そしたら、 敦、芥川、鏡花以外のキャラのことも、
もっと広げられたりした？と僕は思いました。
まぁでも、時間ないし、しゃーないんですけどねw
どうでもいいけど、”いのうりょく”って打つたびに”胃能力”って変換されるのが面倒www
それと、視点を変えて、ちょっとしつこいなと思ったのが、
・敦、まだ荷物降ろしてなかったの？
フランシス倒す前に芥川のおかげで荷物降ろしたじゃん、、。
１st、２ndシーズンの流れで観ると結構な違和感。
そして相変わらず太宰さん頼りまくりのメンタルの弱さ。
対ギルド戦はなんだったんだ、、と思ってしまいました。
そして敦、
・その方が、幾分かは素敵だって言っちゃったよ
それは、織田作しか言うたらあかんやつや！！！！！
は言い過ぎとしてw
「敦君が言うのにはまだ早かったんじゃないか？」
と感じてしまいました。
９０分の中での急成長ゆえの違和感かもしれませんが。
どうせなら最後、太宰さんがボソっとつぶやく、
くらいにして欲しかった。
最初のお墓参り（もとい、友達に会っている）
の空気感にも合ってるんじゃないかなぁ。
僕が気になったのはこのあたり。
でも、見所満載だし、”ファンディスク”としても非常にいい映画です！
できればもう一度観に行こうと思ってます！
一度消化した状態で余裕をもって観たらまた違うかも！！
そうそう、来場者限定のこんなものが貰えました。
太宰さんと中也の出会いを描いた書き下ろし小説！！
知らなかった。一週目は一週目で違う特典があったようで、、。
むしろこっちの方読みたかったw
フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドと
織田作之助をひたすら語る番外編を書くか非常に迷いましたが、
間違いなく朝になってしまうので今回はやめておきますw
いろいろ書きましたが、おすすめ映画です！
もしまだの方は、是非劇場へ！！！
それでは、今夜はこの辺で。
・・・。
「成功の秘訣その４だ。ただ強者たれ。」
by フランシス・スコット・キー・フィッツジャラルド
↑どうしても我慢できなくなったwww
